目的別おすすめプロテイン » 効果をさらに高めるプロテイン初級マニュアル » 授乳中の女性がプロテインを飲むことのメリットとは?

授乳中の女性では、通常よりも多くのタンパク質やカルシウムなどが必要であり、プロテインはそれらの補給源として非常に有効な食材です。

ここでは、授乳中にプロテインを飲むメリットについて解説しています。

プロテインを授乳中に飲むのは大丈夫なのか?

本文結論から言えば、プロテインを授乳中に飲むことは大丈夫どころか、むしろプロテインは授乳中の女性の健康を支えてくれる心強い味方です。

そもそもプロテインパウダー(プロテイン)とは?

プロテインと聞くと、未だに「筋肉をムキムキにする薬」とか「ボディビルダーが好む特殊な食べ物」などというイメージを抱く人が少なくありません。

しかし、実際のプロテインは単なる「栄養価の高い食品」です。

そもそも「プロテイン:protein」とは英語で「タンパク質」を意味する言葉であり、そしてタンパク質は人間の体にとって絶対的に必要な三大栄養素の一つです。

三大栄養素である「炭水化物・タンパク質・脂質」の働きをそれぞれ簡単に説明すれば、炭水化物は人の体を動かすエネルギー源、脂質はホルモンや神経伝達など精神に関わる成分、そしてタンパク質は筋肉や肌、内臓、髪、血液といったまさしく「肉体」を作る材料です。

プロテインパウダーはタンパク質を凝縮させた食材

市販のプロテインパウダー(プロテイン)は、基本的にタンパク質を豊富に含んでいる牛乳や大豆を原料にして、それらの栄養を効率よく摂取する為の食品です。

ただプロテインを飲むだけで筋肉がムキムキに増強されたり、どんどん太っていくようなことはありません。

プロテインを授乳中に飲むメリット、効果は?

母乳の主成分はタンパク質!

授乳中は、お母さんの体で作られた母乳を通じて、赤ちゃんへ栄養が渡ります。言い換えれば、授乳中のお母さんは、自分と赤ちゃんの2人分の体を作り上げていかなければいけないということです。

そうなると当然ながら、授乳中は通常よりも多くの栄養が必要になります。しかし、食事だけでタンパク質やその他の栄養を十分に摂取しようとすると、なかなか簡単ではありません。

食事だけで十分なタンパク質を摂るのは難しい?

タンパク質が多く含まれる食材は、牛乳や大豆の他にも、赤身肉、鶏肉、魚など色々とありますが、必要なタンパク質を全てこれらの食材で摂取しようとすれば、単純に量を食べなければならないだけでなく、脂質の摂り過ぎなどの心配も出てきます。

厚生労働省が推奨する1日のタンパク質の摂取目安量は、一般の男女でおよそ体重1kgあたりタンパク質1gとされていますが、実際は体重1kgあたりタンパク質1.5~2gくらいは摂取しておきたいところです。ましてや、授乳中の女性であれば特に、タンパク質不足はそのまま赤ちゃんを成長させる材料不足につながるので、しっかりとタンパク質を補給することが望まれます。

しかし、仮に体重50kgの女性でタンパク質75g程度を食事で摂ろうとすれば、牛肉でおよそ700g、Mサイズの卵(50g)なら12個、木綿豆腐になると1kg以上もの量を“毎日”食べ続けなければなりません。

そうなると脂質やカロリーだけでなく、食費もかさんでしまいますし、現実的ではないでしょう。

普段の食事に加えてプロテインを上手に活用すれば、カロリーや脂質の量を適度に抑えつつ、タンパク質やその他の栄養を十分に補給することが可能です。

プロテインを授乳中に飲む際の注意点は?

タンパク質を大量に摂取したことが原因で、病気になったという研究報告はほとんどないといわれています。

とはいえプロテインを過剰に摂取すると、腎臓や肝臓に負担をかけてしまい、内臓疲労を起こしやすくなるので気をつけなければいけません。

また、牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテイン、大豆由来のソイプロテインなど、プロテインは原材料別に種類がありますが、食物アレルギーの心配がある人は、アレルゲンを含むプロテインを飲むことは避けましょう。

プロテインではなくアミノ酸サプリでも代用できます

タンパク質は、そもそもアミノ酸が何個もつながって作られている物質です。言い換えれば、プロテインは体内に入ると消化され、アミノ酸に分解されます。

その為、プロテインの代用品としてアミノ酸サプリを使うことは全く問題ありません。ただし、タンパク質の摂取量という面だけで見れば、アミノ酸サプリはしばしばプロテインよりもコスパが悪くなりがちなので、アミノ酸サプリだけで十分量のタンパク質を補給しようと思うと注意が必要です。

参考文献

文部科学省,「日本食品標準成分表」[online]