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病気の原因に?!
消化能力の低下が
もたらす影響

過剰なプロテインサプリメントで腸内のバランスが崩れると、下痢や便秘、肌荒れの原因になります。腸の消化機能が下がると、他にもさまざまな体のトラブルの原因に…。そこで今回は消化のトラブルがもたらす人体への影響をまとめてみました。ついついトレーニング効果を求めて、大量のプロテインを口にしてしまうという人はぜひともチェックしてみてください。

過剰なプロテインサプリメントで腸内のバランスが崩れると、下痢や便秘、肌荒れの原因になります。腸の消化機能が下がると、他にもさまざまな体のトラブルの原因に…。そこで今回は消化のトラブルがもたらす人体への影響をまとめてみました。ついついトレーニング効果を求めて、大量のプロテインを口にしてしまうという人はぜひともチェックしてみてください。

消化能力が低下すると
起こる事態

トレーニング効果を求めて、あるいは食事のバランスの悪さを補うために、気が付けばプロテインサプリメントを定められた用量以上に摂取してしまう人は少なくないと思います。しかし、プロテインばかりを過剰に摂取して、消化の働きをサポートする酵素を含んだ生野菜や果物などをバランスよく摂らないでいると、消化の働きは衰え、消化不良が起こる恐れも出てきます。消化不良は、体にどういったマイナスの影響をもたらすのでしょうか。

  • 筋肉が増えない

    胃腸の働きが衰え、腸内環境が悪化し、消化機能が衰えると、食物から摂取したタンパク質が腸内で消化・吸収されずに、大腸に流れ出て排せつされてしまう場合もあります。トレーニングを通じて最大の効果を得るためには、ダメージを受けた筋線維細胞の材料になるタンパク質の的確な補給が不可欠です。しかし、「もっと筋肉を大きくしたい」と欲張ってプロテインサプリメントばかり口にし過ぎて食事のバランスが崩れると、かえって胃腸の環境の悪化を招き、栄養補給がうまくいかず、筋肉が増えないという矛盾が生じてしまうのですね。

  • 食欲不振

    食欲は胃の収縮と血糖値の低下を視床下部が感じとると、定期的に起こるようにできています。しかし、胃、小腸、大腸などの不良は、食欲不振の代表的な原因として知られています。食欲不振があると、栄養補給が十分に行われず、せっかくのトレーニングからの理想的なリターンを得られなくなってしまいます。

  • 胃痛・腹痛

    胃や腸などを総称して消化器と呼びますが、消化器のダメージは食事内容と深い関係があると知られています。特にプロテインばかり飲んで、食事は偏っているといった人は要注意。消化を助ける酵素が不足し、消化器官の不良が起こります。便秘・あるいは下痢便が続けば、腹痛の原因になります。また、消化管の不良は、胃もたれや胃痛などを引き起こします。

  • 吐き気

    胃腸のトラブルによる消化不良は、吐き気にもつながります。例えば胃が偏った食事とプロテインの過剰摂取などの理由で胃酸過多になれば、吐き気、胸やけ、食欲不振になります。吐き気、食欲不振などは効果的な栄養補給を妨げ、トレーニングに対するモチベーションや集中力も下げてしまいます。

消化能力低下が原因の
主な病気

逆流性食道炎

逆流性食道炎は食道炎の一種。胃液や小腸の入り口(十二指腸)の腸液が食道までさかのぼって、食道に炎症が起こってしまう病気を言います。食道の内側の粘膜は酸やアルカリに弱く、胃液に触れると炎症を起こしてしまいやすいという特徴があります。

消化性潰瘍

消化性潰瘍とは、胃潰瘍と十二指腸潰瘍を総称した病気の名前になります。胃から分泌される胃液が、口から入ったプロテインサプリメントなどの食物だけでなく、胃や十二指腸(小腸の入り口)の内側を覆う粘膜そのものを溶かしてしまう病気になります。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、消化管全体が原因不明で機能不良に陥ってしまう病気を言います。主な不調を腸に感じる人が多いようで、心理的ストレスや環境の変化など、さまざまな引き金になると考えられています。登校前に腹痛を起こす学童などが代表例として挙げられます。

消化能力が整っていても
タンパク質の一部
分解・吸収されない

口から摂取したタンパク質は、消化器官の働きによってアミノ酸の形に分解され、肝臓に送りこまれて全身の血となり肉となり、骨となります。しかし、腸などの消化器官の働きが弱まっているときだけでなく、消化器官に問題がないときであっても、消化吸収は腸にとって大変な作業で、口にしたタンパク質の一部は大腸に行き、消化されないまま肛門から排せつされるほど。プロテインサプリメントを大量に摂取したからといって、全てが体に役立つとは限りません。

摂った分が体にしっかり使われるのは
アミノ酸サプリメント!

トレーニング効果を狙って、最大限の栄養を補給したいという場合は、まず消化を助ける酵素を多く含んだ生野菜や果物などを含めたバランスのよい食事を心がける必要があります。また、タンパク質で補給するよりも、アミノ酸の形で補給した方が効率的。アミノ酸は腸管で消化する必要がないため、口からアミノ酸の形で補給すれば、30分ほどで腸内の粘膜からスムーズに吸収され、肝臓に送り込まれます。無駄なく効率的な栄養補給を期待する人は、バランスの良い食事と、アミノ酸サプリメントの摂取も検討したいです。

監修者プロフィール

名前福田 郁子先生
所属施設情報楓の木接骨院院長(岐阜県岐阜市)
取得している資格柔道整復師・栄養士・介護福祉士
行っている活動について紹介「どうしたら治るんだろう?」「どうしたら怪我しなくなるんだろう?」といった、今後の予防まで一緒に考えていく治療をモットーとし、中高生スポーツ選手から高齢者まで、地元で幅広い信頼を獲得している。